米Googleは、Google Cloud VMware Engineの提供をeurope-west3(フランクフルト)、europe-west2(ロンドン)、asia-northeast1(東京)でも開始し、アメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋での一般提供を開始したことを、9月11日(現地時間)に発表した。
今回のGoogle Cloud VMware Engineの提供地域拡大によって、すでに提供が行われているus-east4(アッシュバーン)とus-west2(ロサンゼルス)を合わせた、5つのリージョンでの利用が可能になっている。
Google Cloud VMware Engineは、VMware環境をGoogle Cloud上で実行できるサービス。企業は既存の環境を停止することなく移行可能で、インフラストラクチャの管理コストや運用負担を軽減しつつ、Google Cloudの強力なパフォーマンスとスケーラブルなインフラストラクチャを活用できる。
Google Cloud VMware Engineのグローバルへの拡大によって、Google Cloud上のVMwareワークロードがリージョン間で通信する必要がある場合、グローバルルーティングサービスによって通信を行うため、マルチリージョン接続でもVPNをはじめとする、遅延を引き起こす接続オプションは必要ない。
さらに、すべてのGoogle Cloud VMwareエンジンSKUを期間限定で12%割引にて提供するとともに、さまざまなコミットメント条件、インスタンス数、リージョンに基づくコストの計算が可能なオンライン価格計算ツールを提供する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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