米Amazon Web Servicesは、サーバレス時系列データベースサービス「Amazon Timestream」の一般提供を、9月30日(現地時間)に開始した。
Amazon Timestreamは、高速でスケーラブルなサーバレス時系列データベースサービスであり、1日あたり数兆もの時系列イベントを最大1000倍高速に、リレーショナルデータベースの10分の1のコストで簡単に収集、保存、処理できる。
すべてのデータは、同じAWSリージョン内の複数のアベイラビリティゾーン(AZ)に常に複製され、新たなデータはメモリストアに書き込まれ、操作の成功を返す前に3つのAZ間でデータが複製される。
データレプリケーションは、クォーラムベースなのでノードまたはAZ全体が失われても、耐久性や可用性は損なわれない。また、メモリストア内のデータは、追加の予防措置としてAmazon Simple Storage Service(S3)へ、継続的にバックアップされる。
クエリは、保存場所を指定することなく、階層全体の最近のデータと履歴データに自動でアクセスして結合し、時系列固有の機能をサポートし、データの傾向とパターンを、ほぼリアルタイムで識別できる。
Amazon Timestreamは、アメリカ東部(バージニア州北部)、ヨーロッパ(アイルランド)、アメリカ西部(オレゴン)、アメリカ東部(オハイオ)にて提供が開始されており、書き込み数、クエリによってスキャンされたデータ、使用されたストレージに基づいて料金が発生する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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