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Microsoft、「Microsoft Edge WebView2 for Win32 C/C++」の一般提供を開始

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 米Microsoftは、「Microsoft Edge WebView2 for Win32 C/C++」の一般提供を、10月19日(現地時間)に開始した。

 「Microsoft Edge WebView2 for Win32 C/C++」には、Win32 C/C++アプリケーションで使用でき、既存のWindowsバージョンでサポートされている、本番環境対応のWebView2ランタイムおよび上位互換性のあるWebView2 SDKが含まれている。

 WebView2は、Microsoft Edge(Chromium)上に構築された新しい組み込みWebコントロールで、Web向け開発の容易さと迅速さを、ネイティブデスクトップアプリケーションの開発にも利用できるようになる。

 「Evergreen」と「Fixed Version」という異なる配布モデルが提供されており、Evergreen WebView2は基盤となるWebプラットフォーム(WebView2ランタイム)が常に最新であり、Microsoftによって自動的に更新され、最新のWeb機能とセキュリティ修正が適用される。一方、Fixed Version WebView2は自動更新が行われないWebView2ランタイムのコピーをバンドル可能で、ランタイムの更新は開発者が管理する。

 WebView2 SDKとWebView2ランタイムの更新は、Microsoft Edge Stableチャネルの更新と一致しており、Microsoft Edgeのメジャーバージョンアップのたびに、新たなAPIによるWebView2 SDKの更新が行われる。なお、開発者は古い上位互換性のあるSDKを使用するか、WebView2 APIのための新たなSDKを採用するかを選択できる。

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https://codezine.jp/article/detail/13087 2020/10/22 08:00

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