独Kinvolkは、オープンソースのKubernetes UIである「Headlamp」を、11月16日(現地時間)に発表した。
Headlampは、Kubernetesの初心者だけでなく、経験豊富なオペレータやKubernetesベンダーなど、幅広いユースケースで使用されることを目指しており、それを解決すべくプラグインシステムを備えている。
プラグインはJavaScriptで記述され、Headlampのバックエンドによってロードされて、動的にロードするクライアントへ渡される。
現時点で利用可能なプラグインとしては、Inspektor Gadgetプロジェクトにおけるtraceloop gadgetプラグインが存在し、同プラグインによってポッドからのすべてのシステムコールをリングバッファに記録できる。
そのほか、HeadlampではKubernetes RBAC設定を確認し、アクションを実行可能なコントロールのみを表示する機能を搭載するほか、Material UIライブラリにはReactを採用する。また、バックエンドおよびローカルデスクトップアプリケーションの両方をサポートするほか、マルチクラスタもサポートしている。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です