米Amazon Web Servicesは、機械学習開発者がトレーニングデータとモデルの可視性を高め、バイアスを特定して制限し、予測を説明できるようにする「Amazon SageMaker Clarify」の提供を、12月8日(現地時間)に開始した。
Amazon SageMaker Clarifyは、指定した属性を調べることによって、データの準備中、トレーニング後、デプロイされたモデルにおいて潜在的なバイアスを検出する。たとえば、初期データセットまたはトレーニング済みモデルにおいて、年齢に関連するバイアスを確認し、考えられるさまざまなタイプのバイアスを定量化する、詳細なレポートを受け取れる。
ほかにも、モデルの予測を説明することで内部プレゼンテーションをサポートしたり、修正手順を実行可能なモデルの問題を特定したりするために使えるレポートの作成に役立つ、機能重要度グラフも用意されている。
Amazon SageMaker Clarifyは、Amazon SageMakerが利用できるすべてのリージョンで利用可能で、利用にあたって追加料金は発生しない。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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