ビズリーチは、同社が運営する転職サイト「ビズリーチ」における「レジュメ検索トレンドランキング2020」を、12月23日に発表した。
「レジュメ検索トレンドランキング2020」は、企業の採用担当者やヘッドハンターがどのようなキーワードで会員のレジュメを検索しているかを調査したもので、前年と比較して検索数が上昇したキーワードを算出し、ランキング化している。
2020年は、企業のDXが急速に進んだことから、DX関連キーワードの検索数が上昇しており、「DX」の検索数は27.3倍となり、「SaaS」「クラウド」も上位にランクインした。
「DX」と一緒に検索されたキーワードとしては、「データ解析」「BI」「アナリティクス」といった技術系分野のほか、「IT戦略」「業務改革」「MA」などがランクインしている。
2020年のキーワード1位である「SaaS」と一緒に検索されたキーワードとしては、「インサイドセールス」や「CS」がランクインした。また、2位の「クラウド」と一緒に検索されたキーワードとしては、「Azure」「GCP」「AWS」といった主要なクラウド製品名が上位を占めており、これらのプラットフォームを活用して、ソフトウエアを開発・運用するスキルを持つ人材が求められていることうかがえる。
ほかにも、16位には「休職」がランクインしており、一緒に検索されているキーワードとしては「事務」「秘書」「編集」などがランクインした。リモートワークの浸透によって、企業のバックオフィス業務をオンライン化する動きが出ている中で、遠隔で業務に対応可能な即戦力人材にアプローチすべく、ライフイベントなどを理由に休職している人材が検索されていると考えられる。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です