米Amazon Web Servicesは、AWS Lambdaが「Node.js 14」による関数の作成に対応し、Top-Level awaitや拡張診断、ストリームAPIの変更、JavaScriptエンジンによるパフォーマンスの向上といった新機能を利用可能になったことを、2月3日(現地時間)に発表した。「Node.js 14」で記述されたLambda関数は、Amazon Linux 2で実行される。
「Node.js 14」によるLambda関数をデプロイするには、Lambdaコンソールからコードをアップロードして、「Node.js 14.x」ランタイムを選択する必要がある。また、AWS CLI、AWSサーバレスアプリケーションモデル(AWS SAM)、AWS CloudFormationを使用して、「Node.js 14」で作成されたサーバレスアプリケーションをデプロイ、および管理することもできる。
そのほか、AWSが提供する「Node.js 14」のベースイメージを使用して、「Node.js 14」の関数をコンテナイメージとしてデプロイできる。
従来バージョンのNode.jsを実行している、既存のLambda関数を移行するには、「Node.js 14」互換にコードを更新した後に、関数ランタイムを「Node.js 14.x」へ変更する必要がある。
なお「Node.js 14.x」ランタイムは、Lambdaを利用できるすべてのリージョンで使える。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です