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日本IBM、「コンテナ共創センター」に50社以上のSIer・ISVが参加し、活動を開始したことを発表

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 日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)は、国内SIerおよびISVのソリューションやソフトウェアにおけるコンテナ利用拡大を目的として4月1日に立ち上げた「コンテナ共創センター」に、エルテックス、JTPなどを含む50社以上のSIerとISVが参加したことを4月9日に発表した。

 「コンテナ共創センター」は、国内SIerとISVを対象にしたコンテナ利用拡大のためのエコシステムで、SIer、ISVとテクノロジー・ベンダーの共創を促進する。日本IBMおよび参加企業の技術アドバイザーによるコンテナ開発に向けた技術アドバイス、検証用コンテナ基盤の無償提供、ソリューションの運用自動化や販路拡大に向けた各種パートナー支援プロジェクトとの連携促進が主な活動内容となっている。

 加えて、参加企業と共に運営するコンテナ技術を基礎から学べるオープンな勉強会を開催し、最新のクラウドネイティブ技術に関する情報や企業におけるコンテナ活用事例を共有する。これにより、参加企業は、自社ソリューションのコンテナ化の早期実現、コンテナ化以降のモダナイゼーションの実現、自社の開発者のスキル向上を目指すことができる。

 今回、発足と同時に50社以上のSIerやISVが参加したことにより、各企業の技術交流や販路拡大といった連携による価値が生まれ、クラウドネイティブ時代の技術者の育成やコンテナ活用の普及を促進できるようになった。

 例えばエルテックスでは、既存EC系アプリケーションのコンテナ化の検討が進んでおり「コンテナ共創センター」を活用して市場展開の加速に向けた協業を構想している。またJTPは、コンテナ技術アドバイザーとして、コンテナ化に関するテクニカル・サポートや運用サービスに関するコンサルテーション・サービスの提供も検討している。

 今後、月に一回開催する予定の勉強会では、クラウドネイティブ技術に精通した講師による、基礎から学べるコンテナ技術の解説や、参加企業同士の事例共有、販路拡大を促進し、コミュニティーの活性化を図っていく。

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