チェコのJetBrainsは、JavaScript統合開発環境(IDE)の最新版となる「WebStorm 2021.1」を、4月6日(現地時間)にリリースした。
「WebStorm 2021.1」は、品質向上に重点を置いたリリースだが、新機能の追加も行われている。
おもな機能追加・改善としては、デフォルトで有効になっている機械学習を支援するコード補完、シンボル名補完提案の改善や、JSDoc構文の強調表示における改善、ファイルごとに検査をオフにできる機能が追加された。
また、リモート共同開発とペアプログラミングのためのバンドルサービスの追加や、VueにおけるCSSモジュールのサポート、HTTPクライアントの改善、ESLintの構成可能なスコープの追加、JSON Linesのサポート、JetBrains Spaceの統合、Stylelintにおけるいくつかの修正、組み込みHTMLプレビューの追加、CSSでの作業時のセレクタ特異性をチェックする機能の追加が行われている。
さらに、エディタではフォントの太さが変更できるようになったほか、エディタを分割する際にタブを最大化する機能が追加され、MDNドキュメントのバンドルが行われるとともに、プルリクエスト操作の改善や、Gitコミットメッセージテンプレートのサポート、「シェルフへ保存」操作の追加、コミット前検査用の構成可能なプロファイルのサポートなどが行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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