フィンランドのソフトウェア企業Aivenは、資金調達を行い、シリーズCで1億ドルを調達したことを3月23日に発表した。Aivenはオープンソースデータ技術をあらゆる主要なクラウド上で管理するサービスを提供している企業で、今回の資金調達により、更なるサービス拡充及び日本市場でのスムーズなサービスインを目指す。
Aivenは、Apache KafkaやCassandra、Elasticsearch、M3、PostgreSQLなどのオープンソースプロジェクトのフルマネージドサービスをパブリッククラウドで提供している企業。開発者はAivenを利用することで、OSSのセットアップ、データセキュリティ、インフラの拡張、トラブルシューティングなどから解放され、企業のコアとなる製品開発に専念することができる。
今回の資金調達はAtomicoがリードし、Salesforce VenturesとWiLが新たな投資家として参加。また、AivenのシリーズA、シリーズBのリード投資家も、Aivenへの出資額を増やしている。
今回のラウンドで得た資金は、新製品の市場投入、オープンソース技術開発への貢献、国際的な事業展開の継続などに活用される予定。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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