オープンソースのコミュニケーションツールであるMatrixの開発チームは、新機能となる「スペース」のベータ提供を5月17日(現地時間)に開始した。
「スペース」機能では、特定のルームを「スペース」に指定して、他のルームを含めることが可能で、ネストされた階層を持てる。また、階層は、「スペースサマリ」(別名スペースナビ)APIを使って素早くナビゲートできる。
スペースは、他のユーザーに公開、招待のみ、独自のキュレーション目的での非公開の、3種類の共有形式に対応しており、ルームは階層内の複数の場所に表示可能で、ユーザー自身の個人的なルームとスペースを既存の階層にグループ化する、秘密のスペースも持てる。
現時点では、matrix-react-sdkとmatrix-android-sdk2、「Synapse 1.34.0」にてスペースのベータ版としてのサポートが開始されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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