AWSは、「Amazon ECS on AWS Fargate」で最大200GiBのエフェメラルストレージをサポートしたことを5月21日に発表した。
AWS FargateはECSとEKSで動作する、コンテナ向けサーバーレスコンピューティングエンジン。AWS Fargateを使用することで、サーバーのプロビジョンと管理が不要となり、アプリケーションごとにリソースを指定してその分のみ料金を支払うことができるようになり、さらに設計段階からのアプリケーション分離によりセキュリティを強化する。
従来、ユーザーはコンテナを実行する際にコンピュートオプションとしてEC2を選択する必要があった。しかしコンテナの導入が拡大するにつれ、機械学習の推論の実行や、20GiBを超えるDockerイメージの使用、コンテナ内の大規模なデータセットを使用したデータ処理といった大きなストレージへのニーズが増えた。
今回発表された新機能により、AWS Fargateはタスクが完了するまでの間、最大200GiBまで指定したサイズのストレージを自動的にプロビジョニングし管理できるようになった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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