チェコのJetBrainsは、Pythonの統合開発環境PyChramの最新版となる、「PyCharm 2021.1.2」を6月2日(現地時間)にリリースした。
「PyCharm 2021.1.2」は、ユーザーがフレームワークサポートの追加を拒否した際に、PyCharmがプロジェクトファイルでPythonフレームワークを検出し、それらのファイルを除外リストに追加したことに起因する、Pythonファイル操作中の大幅な速度低下や、IDEのハングが発生する問題を修正している。
また、新たに作成したプロジェクトにJupyterパッケージがインストールされていない場合に警告を発するようになったほか、Moveステートメントの一貫性のない動作が修正された。さらに、「Oracle Database 10g(リリース10.2.0.4.0)」以降のイントロスペクションがサポートされている。
ほかにも、バンドルされているwebpackスキーマの更新、Extract Angularコンポーネントのリファクタリングに関するさまざまな問題の修正、「TypeScript 4.3」のいくつかの機能のサポート追加が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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