米Microsoftは、Azure Monitor Queryクライアントライブラリのバージョン1.0 Beta 1を、6月16日(現地時間)にリリースした。
Azure Monitor Queryクライアントライブラリは、Azure Monitorが収集したメトリック(特定の時点でのシステムのある側面を説明する数値)やログ(タイプごとに異なるプロパティのセットを持つレコードに編成されたさまざまな種類のデータが含まれる)の分析を、より適切にサポートすることを目的としている。
同ライブラリは、Azure Monitorのメトリックとログの両方のクエリを有効にするとともに、.NET、Java、JavaScript/TypeScript、およびPythonをサポートする。また、Azure SDKの新しいガイドラインに準拠している。
今回、リリースされたバージョン1.0 Beta 1では、これまで個別のパッケージとして維持されていたログとメトリックのデータのクエリに使用されるライブラリを、1つのパッケージに統合した。
さらに新機能として、ログクエリのバッチAPIや、パフォーマンス統計、サーバのタイムアウトの延長、Azure Active Directory認証などが追加されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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