クラウド運用者に焦点を当てた技術イベント「Cloud Operator Days Tokyo 2021」が、7月14日よりオンデマンド配信、8月27日にはライブ配信イベントとして開催される。
「Cloud Operator Days Tokyo」は、オペレーション(運用)に関わる技術や悩み、解決策を発表・共有することで日本のオペレーターの底力を高めることを目的とし、プラットフォーム/技術の垣根を越えて、ベンダーニュートラルで開催するイベント。第2回となる今年は、5G時代にむけた通信事業者のネットワークインフラの進化について技術・標準化・オープンソース・アカデミックの観点から議論を行うCNTOM(Cloud Native Telecom Operator Meetup)と共催する。
7月14日からのオンデマンド配信では、クラウド運用者の実体験をテーマとする公募セッション、スポンサーセッションなど全60セッションが配信される予定。大規模システム運用、運用自動化、開発環境など幅広いテーマのセッションが予定されており、SaaSの業務利用で情報漏えいが発生した時どう対応すればよいか、突然の全社テレワークをどう実現したかなど、時代を象徴する運用苦労話も含まれる。
8月27日のライブイベントでは、Open Infrastructure FoundationのCOOであるMark Collier氏の基調講演やゲストスピーカーによる運用話、CODTおよびCNTOMのパネルセッションなどが予定されている。また、公募セッションを部門ごとに審査し、運用現場で最も輝いた事例を「輝け!クラウドオペレーターアワード 2021」として表彰する。識者数名で構成される審査員会が、困難な課題を乗り越えた努力や工夫、若手エンジニアへの希望となる体験談など、さまざまな観点で対象セッションを審査・選考し、8月27日のライブイベントで受賞者の発表、表彰式を行う。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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