米Kongは、APIゲートウェイの最新バージョンとなる「Kong Gateway 2.5」の一般提供を、8月3日(現地時間)に開始した。
「Kong Gateway 2.5」では、Kong Gateway管理者がKong内で発生する特定のイベントを仮想的に監視し、イベントを使用してトリガーできる「イベントフック」が新たに搭載されている。
イベントフックは、Kong Gatewayがリッスンしている、ルート、サービス、コンシューマ、証明書、プラグイン、ワークスペース、RBACロールなどを作成・更新・削除するイベントを、APIによってフックする機能で、イベントがトリガーされるとイベントをログアウトするか、Webhookアクション経由でリクエストを実行するか、任意のコードを実行するかを選べる。
ほかにも「Kong Gateway 2.5」では、Kong ManagerのいくつかのUIのアップデート、Prometheusプラグインへの新たなメトリックとなるdata_plane_last_seen、data_plane_config_hash、data_plane_version_compatibleの追加、Syslogプラグインでの同様のメッセージのグループ化、ハイブリッドモードでのバージョン互換性の大幅な向上など、さまざまな機能追加・改善が行われている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です