The AlmaLinux OS Foundationは、AlmaLinuxのリポジトリにおいて、アップストリームのCentOS Special Interest Groups(SIG)のリリースパッケージが利用可能になり、SIGリポジトリを有効化できるようになったことを、9月1日(現地時間)に発表した。
現在、CentOS SIGはCentOS 8およびCentOS Stream 8向けのパッケージをビルド可能で、将来的にCentOS 8がEOL(End Of Life)となった場合、SIGのCentOS 8リポジトリはCentOS 8ディストリビューションとともにEOLになってしまう。
そうなってしまうことを避けるべく、The AlmaLinux OS FoundationはCentOS SIGに対して、CentOS 8およびCentOS Stream 8向けビルドに代わって、RHEL 8およびCentOS Stream 8向けビルドを行うよう提案しており、これが実現すればSIGによる成果物が、AlmaLinuxを含むRHELファミリー全体で利用可能になる。
また、CentOS Community Build Serviceに対して、RHELをビルドターゲットにするよう、正式にリクエストを行っている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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