米GitHubは、「GitHub Enterprise Server 3.2」のリリース候補の提供を、9月9日(現地時間)に開始した。
「GitHub Enterprise Server 3.2」リリース候補では、開発者のエクスペリエンスを向上するとともに、新たなセキュリティ機能を提供すべく、70超の機能追加および変更が行われている。
エクスペリエンスにおける変更点としては、リポジトリの見栄えがよくなるとともに目の疲れを軽減する、darkテーマとdimmedテーマが利用可能になった。
セキュリティ関連では、GitHub Advanced Security secret scanningにおいて、100以上のデフォルトパターンに加えて、カスタムパターンがサポートされている。また、コードスキャン、Dependabot、シークレットスキャンによって検出されたアプリケーションセキュリティリスクの、組織レベルのビューを提供するSecurity Overviewが追加されている(どちらもベータ版)。
さらに、レビュー担当者と寄稿者がすべてのプルリクエストで依存関係の変更とそのセキュリティへの影響を理解するのに役立つdependency review(ベータ版)に、Dependabotアラートを含むすべてのサプライチェーン機能のGoサポートが追加された。
そのほか、GitHub Actionsには、企業における継続的デリバリーワークフローの改善を支援する機能が搭載されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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