Kubernetes Meetup Tokyoは勉強会、「Kubernetes Meetup Tokyo #45」を9月28日にオンライン開催する。参加費は無料。
Kubernetes Meetup Tokyoは、勉強会の開催を通じてKubernetesユーザーが集まり、Kubernetesにまつわるさまざまな分野の知識や情報を交換し、新たなつながりや仕事、ビジネスチャンスを増やせる場所を目標とするコミュニティ。
今回の勉強会では、Kubebuilder Declarative PatternやCluster Addons、Kube API Server、kube-scheduler-simulatorおよびkubernetes-sigsについて紹介される。また、抽選で選ばれた希望者によるLTも行われる。
現時点でのセッション内容は以下の通り。
Kubebuilder Declarative PatternとCluster Addonsについて [石井 伴旺氏]
Kubebuilder Declarative Patternは、「あるアプリ/システムを実現するK8sオブジェクト群」をマニフェストという単位で管理し、インストール・アップデートを簡素化することを目指しています。そしてDeclarative Patternは、K8s Addonの管理を簡素化することを目的としているCluster Addonsというプロジェクトでも用いられています。自身が2020年にKubebuilder Declarative Patternコミュニティでメトリクス機能の開発を行った経験を通して、Kubebuilder Declarative PatternとCluster Addonsについて紹介したいと思います。
Kube API Server [bells17氏]
Kube API ServerはKubernetesのAPI Serverであり、Kubernetesのエコシステム全体を支える Kubernetesのコアコンポーネントの1つです。本発表ではこのKube API Serverのアーキテクチャや各機能の内部実装を紹介します。
kube-scheduler-simulatorを用いたSchedulerのシミュレーションとその仕組み [Kensei Nakada氏]
kubernetes-sigs/kube-scheduler-simulatorはSchedulerの動作を各プラグインの動作を詳細に確認しながらシミュレートすることができるものです。このセッションでは、kubernetes-sigs/kube-scheduler-simulatorの紹介とその開発背景、そして内部的にどのように実装されているのかをお話しします。
開催日時は9月28日19時~21時半。申込や参加方法などの詳細はイベントページから確認することができる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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