Red Hat Enterprise Linux(RHEL)の代替ディストリビューションの1つである、AlmaLinuxを開発しているAlmaLinux OS Foundationは、CentOS 7からAlmaLinuxを含む他のRHEL派生ディストリビューションへの移行をサポートする、「ELevate」を10月19日(現地時間)に発表した。
ELevateは、現時点でCentOS 7からAlmaLinux 8、Oracle Linux 8、Rocky Linux 8、CentOS Stream 8への移行に対応している。
ELevateでは、Red HatのユーティリティであるLeappに、いくつかのパッチをあてて使用しているほか、“パッケージ進化データ”と呼ばれるメタデータのpes-events.jsonなどを使用する。
なお、ELevateを用いた移行にあたっては、システムのバックアップやスナップショットの確認、本番環境への移行前のサンドボックスなどでの試運転などが推奨されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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