米Dockerは、同社が2015年に立ち上げて、Cloud Native Computing Foundation(CNCF)に寄付した、「Notary」プロジェクトの、バージョン2へのアップデートを10月27日(現地時間)に発表した。
Notaryは、コンテナイメージに暗号化署名を付与するプロジェクトで、配布されているコンテナイメージが、途中で改ざんされていないことを署名によって確認できる。
同プロジェクトは、すべてのレジストリで使用可能な署名フレームワークを構築して、署名をイメージと一緒にプッシュおよびプルできるようにすることで、オンプレミスのプライベートレジストリからプルしたイメージがDockerオフィシャルと同じであることを識別可能にすることを目指している。
今回リリースされたのは、バージョン2の最初のアルファ版で、テスト証明書の作成、証明書/キーの構成、署名および検証機能を有効にするCLIであるnotation、署名、構成、検証機能を提供し、他のツールに組み込めるGoライブラリであるnotation-go-lib、署名仕様を提供するNotary v2 specsが搭載された。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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