OpenJS Foundationは、オープンソースのクロスプラットフォームなアプリケーションフレームワークElectronの最新版となる、「Electron 16.0.0」を11月16日(現地時間)にリリースした。
「Electron 16.0.0」では、プロジェクトでnode-gypを使用してネイティブモジュールをビルドする場合、プロジェクトの設定とElectronのバージョンによっては--force-process-configを付けて呼び出す必要がある。
また、LinuxにおけるcrashReporter APIの実装が、BreakpadからCrashpadに変更され、WindowsやMacと同様になったことから、子プロセスが自動的に監視され、ノードの子プロセスでprocess.crashReporter.startを呼び出す必要がなくなった。
さらに、レンダラでのdesktopCapturer.getSources APIは非推奨となり、Electronアプリのデフォルトのセキュリティが向上している。
なお、プロジェクトのポリシーに従い、Electron 12.x.yのサポートは終了した。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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