バルテスは、同社が運営するソフトウェア品質向上プラットフォーム「Qbook」にて、ソフトウェア開発に携わる人を対象に実施した「第三者検証に関するアンケート調査 2021年度版」の結果を、11月16日に発表した。
同アンケートは、9月10日~10月31の期間に実施され、177名の有効回答を得ている。
ソフトウェアテスト・品質関連で感じている課題について聞いたところ、「社内のスキル不足」と回答したのは57%だった。次いで「リリース後によく不具合が見つかる」(52%)、「テストの抜け漏れがよくある」(50%)、「エンジニアの品質意識が低い」(40%)、「テスト項目が肥大し収拾がつかない」(24%)と回答が続いた。
「テスト・検証の外部委託をしたことがありますか?」という質問では、「したことがある」が41%、「したことがない」が59%となり、回答者のうち約6割は外部委託していないことが明らかになった。
「テスト・検証の外部委託をしたことがある」と回答した人に対し、委託をした理由を尋ねたところ、最も回答が多かったのは「社内リソースが足りないため」(79%)だった。次いで「品質向上のため」(44%)、「社内のスキル不足のため」(26%)、「コスト削減のため」(22%)という回答結果になった。
今回の調査で、ソフトウェアテスト・品質関連で感じる課題について「社内のスキル不足」「エンジニアの品質意識が低い」の回答が多く、ソフトウェア品質に関する知識やノウハウが社内で不足していると感じる人が多いことが明らかになった。そのほか、より詳細な調査結果については、同社が運営する「Qbook」より確認できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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