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Datadog、クラウドアプリケーションのオブザーバビリティを拡大する5つの新製品を発表

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 Datadogは、オブザーバビリティ(可観測性)を拡大する5つの新製品の提供開始を11月19日に発表した。

 今回発表された5つの製品を活用することで、クラウドアプリケーションに発生した問題の根本原因を迅速に解決できるようになる。今回発表された新製品は以下の通り。

Network Device Monitoring

 オンプレミスのデータセンターおよびハイブリッドクラウドネットワークインフラストラクチャを可視化する。

  • オンプレミスおよびハイブリッドネットワークの健全性とパフォーマンスを、規模を問わず監視可能。
  • 外れ値検知、異常検知、予測など、機械学習を活用したアラートによるネットワーク問題のプロアクティブな検出と解決。
  • すべてのインフラストラクチャコンポーネントを詳細に可視化し、問題発生箇所を迅速に特定することでMTTRを削減。
Datadog Apps

 テクノロジーパートナーのアプリケーションをDatadogプラットフォーム内のネイティブアプリケーションとして提供可能。

  • Datadog Appsソフトウェア開発キット(SDK):開発者がアプリケーション構築をすぐに開始できるよう用意された、再利用可能なライブラリとUIコンポーネント。
  • Datadog Apps開発サポート:Datadog社内の専任チームによる製品および技術サポート。
  • Datadogマーケティング>Mサポート:共同マーケティングおよびセールスイネーブルメントに関するリソースを活用し、Datadogの顧客からの認知度を向上。
CI Visibility

 オブザーバビリティのシフトレフトを実現することで、ソフトウェア開発を加速し、デプロイを多頻度化する。

  • パイプラインの可視化:CIプロバイダー間のパイプラインデータを単一画面上に表示し、ワークフローのパフォーマンスと信頼性を向上できる部分を特定する。
  • テストの可視化:意味のないテストを特定してデバッグし、 テスト全体の信頼性を向上する。
  • 高度なパフォーマンス分析:テストのパフォーマンス履歴を追跡し、時間の経過に伴うパフォーマンス低下の原因を特定し、テストを不安定にしたコードコミットを表示する。テストの失敗原因を理解するためテストが相互作用するサービスを可視化し、自動的に共通するエラーを明らかにすることで仕組み上の問題を明らかにして、テスト結果を関連するログやネットワークパフォーマンスデータと相関させる。
  • 異種混在環境への対応:Buildkite、CircleCI、GitHub Actions、GitLab、JenkinsなどのCIプロバイダーに対応済みで、Java、JavaScript、.NET、Python、Ruby、Swiftなどの言語によるテストの計測も可能。
Session Replay

 動画再生に近い機能を提供することで、アプリを利用するユーザーが何をしたかったかを把握するとともにエラーを再現でき、よりユーザー指向なワークフローの提供が可能となる。

  •  個々のユーザーセッションを確認する:動画再生に近いインターフェイスを使用して、ユーザーがウェブサイトをどのように操作しているかを正確に表示することでユーザーの行動パターンを理解し、簡単にバグを再現してトラブルシューティングを迅速に行うことができる。
  • テクノロジースタック環境下でのユーザーの動作を理解する:特定のユーザーセッションに関連するトレース、ログ、エラーを素早く切り替えて、環境に応じたトラブルシューティングを継続できる。
  • プライバシーとセキュリティルールを構成する:記録する画面を部分的に制限することで、エンドユーザーのプライバシーと組織の機密情報を保護する。
Online Archives

 長期間のストレージ機能およびライブクエリ機能を備えるログ保管ソリューションを提供。

  • ライブクエリ機能を備えた長期アーカイブ:15カ月分以上のすべてのログデータにアクセスし、検索することができる。
  • 履歴検証:過去の指標やトレースデータと関連付けられた、コンテキスト内のログデータを簡単に閲覧できる。
  • 可変クエリ容量:検索の緊急性に応じてクエリ容量を増減させたり、一部のチームに高いアクセス優先度を動的に割り当てたりすることが可能。
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