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媒体の特性を踏まえたクリエイティブを SNSマーケを担うホットリンクで、デザイナーが意識していること

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2021/11/29 08:00

 SNSマーケティング支援を提供するホットリンク。2000年に設立された同社では、SNSが日常にとって馴染みのある存在となる前から、企業のソーシャルメディアマーケティングをサポートしてきた。そんなホットリンクでSNSのクリエイティブづくりに従事する3名のデザイナーに話を聞いた。制作で心がけていることはなにか。また今後挑戦したいこととは。

目次

基本的には媒体ごとの担当制 3名の経歴と役割を聞く

――まずは、皆さんのご経歴と現在の担当業務を教えていただけますか?

佐々木 最初は、ノベルティや商品づくりにまつわるデザインをしていました。その後、ウェブ広告代理店でウェブデザイナーとして働いたのちに制作会社に転職。結婚を機に退職し、フリーランスの業務委託として事業会社やBtoBの制作会社に常駐していました。

前職で弊社のメンバーと同じ仕事をしていたことがきっかけで、ホットリンクを知りました。ちょうど転職を考え始めたタイミングで話を聞きに来ないかと声をかけてもらったんです。最初は興味本位でしたが、SNSの業界はとても勢いがありおもしろそうだなと感じたことと社風が決め手となり、2020年12月に入社しました。

私が担当している制作物は、TwitterやInstagramのキャンペーンに必要なクリエイティブがメインです。また今年2021年7月からチームのリーダーになったので、チームが上手く機能するような仕組み構築なども取り組み始めているところです。

久保 私はまずマンツーマンの英会話スクールで、新規や継続のお客さまにコースの提案をする仕事を3年ほど行ったのちもともとアパレルデザインに興味があり、カラーの勉強もしていたこともあってアパレル会社に転職。働く中でウェブデザインの社内公募に巡り合い、これだ!と思い応募しました。デザインは未経験だったので、実際に現場で業務をこなしながら、学んでいった形です。次の会社でも常駐型派遣のウェブデザイナーとして、デザイン業務全般をメインに行っていました。

私は今年2021年の9月にホットリンクに入社し、現在はおもに、Instagramのクリエイティブやアイキャッチ画像の制作などを担当しています。

佐川 私はOLをしたりアパレルの販売をしながらウェブデザインを学んだ後に、ウェブ業界に転職。ウェブ制作会社や求人サイトの運営会社などでデザイナーをしていました。ホットリンクには、弊社のツールデザインをするべく、7年ほどまえに派遣会社から加わり、そのあと社員として改めて入社。現在は、おもにTwitterのクリエイティブを担当しています。

――社内では、どのようなフローで仕事を進めていますか?

佐々木 案件を上手く割り振るために事前に案件をキャッチアップできるよう、依頼フローを整備しているところです。

コンサルタントやプランナーが続々と入社し、案件が増えてきました。今年の7月以前は私や佐川さんが直接メンバーから依頼を聞き臨機応変に管理していましたが、メンバーの増員を見据え、各メンバーの得意分野を加味した上で、媒体やクライアントさまごとにメイン担当を決めています。メイン担当がいない案件については、スケジュールの合うメンバーが担当して制作しています。

定期的に発生する制作案件に関しては、前月中にBacklogで知らせてもらっています。また突発的な案件についてはSlackで相談をもらったのちにち、Backlogに課題を追加してもらうようお願いしています。

制作で意識しているユーザーの目

――普段のクリエイティブ制作で意識していることはありますか?

久保 入社して1ヵ月ほどということもあり、現在は各クライアントさまのトンマナを把握し、それにデザインのトーンを合わせていく作業を行っています。Instagramのさまざまな投稿や、いままでホットリンクで制作されたクリエイティブを参考にすることが多いですね。トーンを反映しながらも、イメージを壊さないようなデザインを施していけたらと思っています。

佐々木 どのような場面、タイミングでユーザーの目に触れるかは常に考えるようにしています。Twitterキャンペーンであれば、参加条件など記載する情報が多くなりがちです。

たとえば息抜きにSNSを眺めていたのに、急に情報量の多い画像が表示されたら、私はスルーしてしまう。それでも、息抜きになるビジュアルだったり、キャンペーン情報に興味がある場合は、脊髄反射でいいねしたくなります。興味を持つきかっけはどこかを汲み取って、しっかりお見せすることを心がけています。

佐川 私はTwitterのクリエイティブが多いので、タイムラインでいかに目を引くかという点を意識するようにしています。スマホで見ている方のほうが多いと思うので、小さな文字で書かれていたら当然読んでもらえません。ぱっと目に入る文字の大きさと量を心がけています。

メーカーさんにもよりますが、シュッとスタイリッシュに作ってもあまり反応が良くないことが多い点は、SNSのなかでもTwitterならではの特性だと感じています。デザイナーとしては意外なクリエイティブのほうが良い反応を得られることもあるので、スタイリッシュさよりも親近感を重視してつくるようにしています。

――クリエイティブ面以外で意識していることがあれば教えてください。

佐々木 ホットリンクは週1回出社し、残りの4日はリモートワークという体制が基本です。すると、いままでは同じ空間にいるだけで耳に入っていた情報が入りづらいこと、そして遠慮して質問しづらくなってしまうことに課題を感じています。リモートの良さを生かすためにも、同じ空間にいなくても情報がキャッチアップしやすい、オープンなコミュニケーションをしやすい雰囲気をつくろうと苦心しているところです。

顔を合わせたときや会議のついでに、しつこいくらい「デザイナーチームのSlackチャンネルで質問してもらえると、みんなのためになってありがたいです」と話すなど、なんでも聞いてくださいという気持ちで、門戸を開くようにしています。

この記事の続きは、「CreatorZine」に掲載しています。 こちらよりご覧ください。

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