V8 JavaScriptエンジンを使用し、Rustによって構築されているJavaScript/TypeScriptランタイムであるDeno開発チームは、JavaScriptの定義を維持し進化させるTC39ワーキンググループへの参加を12月13日(現地時間)に発表した。
今回の、TC39ワーキンググループへの参加は、JavaScriptの次期イテレーションについて、他のECMAメンバーおよびより広範なJavaScriptコミュニティと協力することを目的としたもので、とりわけサーバサイドJavaScriptのユーザーに役立つ機能と言語の改善を推進していく。
間もなく取り組む予定の機能としては、ESモジュールグラフにおける非JavaScriptアセットのサポート向上、明示的なリソース管理のサポート向上、非同期反復のためのより広範な標準ライブラリ関数が挙げられるほか、TypeScriptがDenoエコシステムのコアを為していることから、将来的なTypeScriptとJavaScriptとのより緊密な連携の推進に関心を抱いているという。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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