MySQLから派生した、オープンソースのリレーショナルデータベース管理システムMariaDBの開発チームは、「MariaDB 10.8.0 preview」を12月22日(現地時間)に公開した。
「MariaDB 10.8.0 preview」では、mysqlbinlog GTIDのサポート、ストアドプロシージャにおけるINOUTパラメータの追加、レプリケーションにおけるラグなしのALTER TABLEの実装、降順インデックスのサポート、InnoDBにおけるREDOログの改善、パーティションの自動作成、JSONヒストグラム、Windowsにおけるi18nサポートの改善、Spiderストレージエンジンの改善などの機能追加・改善が行われている。
なお、ストアドプロシージャにおけるINOUTパラメータの追加では、具体的にはOracle互換の構文拡張として、IN、OUT、INOUT、IN OUTといった関数パラメータが追加され、非SQL_MODE=ORACLEモードで、このPL/SQL構文が利用できるよう拡張された。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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