オープンソースの画像/動画処理ライブラリであるOpenCVの開発チームは、最新版となる「OpenCV 4.5.5」を12月30日(現地時間)にリリースした。
「OpenCV 4.5.5」では、videoioモジュールにおいて新たなオーディオ形式であるMSMFおよびGStreamerのバックエンドがサポートされたほか、SOVERSIONの生成ルールが変更されている。
さらに、組み込みのprotobufがバージョン3.5.2から3.19.1にアップデートされ、OpenVINO 2021.4.2 LTSリリースがサポートされた。
ほかにも、gapiモジュールの改善、QRコードエンコーダの追加、ximgprocにおけるRadon変換の実装、F-DBSCANスーパーピクセルアルゴリズムの実装、WebNNによるOpenCV.js dnnの高速化などの変更が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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