オブジェクト指向言語と関数型言語の特徴を組み合わせたプログラミング言語Scalaの開発チームは、「Scala 2.13.8」を、1月12日(現地時間)にリリースした。バージョン2.13.7におけるリグレッションへの対処をおもな目的とした、増分リリースとなっている。
「Scala 2.13.8」では、Apple M1チップ搭載Macにおいて、再びREPLが利用できるようになった。
さらに、IndexedSeqにおけるビューのスライスが修正されるとともに、暗黙の解決におけるバージョン2.13.7のリグレッション、GraalVMの互換性に影響を与えるバージョン2.13.7のreleaseFenceのリグレッション、ワイルドカードとF境界型に影響するバージョン2.13.7のリグレッションが修正されている。
ほかにも、バージョン2.12.16で行われた、いくつかの小さな変更が加えられた。
なお、「Scala 2.13.8」はScala 2.13.xシリーズ全体でバイナリ互換となっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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