米Microsoftは、プログラミング言語「TypeScript 4.6」のベータ版を1月21日(現地時間)に公開した。
「TypeScript 4.6」では、super()を参照する前にコンストラクタ先頭に他のコードを含めることが許可されるようになったほか、再帰深度のチェックが改善され、エラーが正しく出るようになっている。
さらに、インデックス付きアクセス型を正しく推測できるようになり、processRecordの呼び出し内での型アサーションが不要になる。また、シグネチャがタプルの判別可能なユニオン型であるRESTパラメータを使用して宣言することが可能になった。
ほかにも、JavaScriptファイルの構文およびバインディングエラーのセットを拡張し、Visual StudioやVisual Studio CodeといったエディタでJavaScriptファイルを開いた際、またはTypeScriptコンパイラでJavaScriptコードを実行した際に、checkJsをオンにしたり、ファイルの先頭に// @ts-checkというコメントを追加しなくてもエラーが表示されるようになるとともに、オブジェクトのREST式は、ジェネリックオブジェクトの拡散不可能と思われるメンバーを削除するようになるなど、さまざまな機能追加・改善が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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