米Microsoftは、コードエディタ「Visual Studio Code」の2022年1月リリース(バージョン1.64)をリリースしたことを、2月4日に発表した。
2022年1月リリースでは、サイドバーまたは下部パネルからのビューを収容できるサイドパネルが追加され、一度により多くのビューのセットを表示可能になった。なお、新たなサイドパネルは下部のパネルを移動するオプションに取って代わっており、workbench.panel.defaultLocation設定とパネルの移動コマンドが廃止され、それに代わる新たなコマンドが採用されている。
さらに、設定エディタの検索において、文字列と列挙型の設定で一致する文字列値の検索に対応したほか、設定の同期機能がユーザータスクの同期をサポートした。ファイルエクスプローラでは、ファイル/フォルダ編集のUndoを無効にする設定に加えて、Undo実行時に確認を求める頻度を設定可能になっている。
ほかにも、現在の行にエラー、ブレークポイント、折りたたまれたテキスト領域などの特定のマーカーがあるかどうかを示すオーディオキューの追加や、Unicodeハイライトの改善、行折り返し最大数の変更への対応、ターミナルにおける特定の文字シーケンス受信時の自動応答など、数多くの機能追加・改善が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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