米Googleは、オープンソースのマルチプラットフォーム・アプリケーションUIフレームワークFlutterの最新版となる、「Flutter 2.10」を2月4日(現地時間)にリリースした。
「Flutter 2.10」では、本番環境で使用するWindowsアプリケーションの作成に対応したほか、Windowsアプリケーションにおけるテキスト処理、キーボード処理、キーボードショートカットが大幅に改善されるとともに、コマンドライン引数、グローバル化されたテキスト入力、アクセシビリティのサポートを含む、Windowsの新機能をサポートしている。
さらに、コミュニティから提供された、ダーティリージョン管理の初歩的なサポートが追加され、ラスタライズ時間を大幅に短縮するとともに、GPU使用率を大幅に削減した。
また、バージョン2.8で採用された独自の内部画像記録フォーマットを最適化し、不透明度レイヤの実装を効率化することによって、フレームラスタ時間を大幅に短縮したほか、タイプフロー分析が高速化され、アプリのビルド時間を約10%削減している。
ほかにも、各プラットフォーム固有の機能追加や改善が数多く実施された。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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