米Googleは、オープンソースでのより優れたドキュメントによって、オープンソースの経験を積む機会を提供する「Season of Docs 2022」を、2月3日(現地時間)に発表した。
Season of Docsを使用することで、オープンソース組織はドキュメントのニーズに基づいて助成金を申請できる。申請が採択された場合、オープンソース組織は助成金によってテクニカルライターを直接雇用した、ドキュメンテーションプロジェクトの実施(最大6か月間)が可能になる。
参加組織は、プログラムの完了時に最終的なケーススタディを提出することで、オープンソースでの効果的な文書化の実践と指標についての理解を深められるほか、ケーススタディではドキュメンテーションプロジェクトが解決しようとした問題、ドキュメントの有効性を判断するために使用された指標、組織が将来に向けて学んだことを概説する必要がある。
なお、すべてのプロジェクトのケーススタディは、プログラムの最後にSeason of Docsのサイトにて公開される。
「Season of Docs 2022」の申請は2月23日に開始し、参加組織は申請プロセスの開始前に、時間をかけて調査フェーズを完了させることが推奨されている。
参加申請期間は2月23日~3月25日で、4月14日には申請が採択された組織の公開、6月15日には組織の管理者による毎月のプロジェクト進捗提出の開始、11月30日にはケーススタディと最終的なプロジェクト評価の提出、12月14日にはすべてのケーススタディの公開が行われる(日付はいずれも現地時間)。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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