米Vercelは、Node.js上に構築されたオープンソースの開発フレームワークNext.jsの最新バージョンとなる、「Next.js 12.1」を2月18日(現地時間)にリリースした。
「Next.js 12.1」では、バージョン9.5で導入されたインクリメンタル静的再生成(ISR)以来もっとも要望の多かった機能である、getStaticPropsを用いて個々のページを再検証できる関数unstable_revalidate()をベータ公開している。同関数を使用することで、ヘッドレスCMSのコンテンツ作成または更新、価格や説明などeコマースメタデータの変更が容易になる。
さらに、バージョン12から導入されているRustベースの新コンパイラでは、styled-components、importSource、legacy-decorators、relayなどのサポートが追加された。
ほかにも、RustベースのNext.jsコンパイラを使用してJestを自動的に構成して、さまざまなファイル変換を行うJestプラグインが追加されるとともに、Next.jsコンパイラの一部として導入されたSWCによるminificationがリリース候補となるなど、さまざまな機能追加・改善が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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