米Microsoftは、CMakeでLinuxツールを使用して、macOS用のクロスプラットフォームC++アプリケーションの開発が可能になった、統合開発環境「Visual Studio 2022」の最新プレビュー版を、3月16日(現地時間)に公開した。
今回、公開された最新プレビュー版では、CMakeでmacOSをターゲットにできるようになり、Linuxのようなリモートターゲットと同様の手順で、macOS用アプリケーションの開発が可能になっている。
macOS用アプリケーションの開発にあたっては、C++によるLinuxおよび組み込み開発ワークロードを選択する。
Mac側では、追加でコマンドラインで使用するコンパイラツール、cmake、ninja-build、lldb-miのインストール、およびリモート接続の許可が別途必要になる。
現時点では、デバッガはx64 Macのみ完全にサポートされており、x64用にクロスコンパイルされたアプリケーションのみデバッグできる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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