ファインディは、ハイスキルなエンジニアと企業をマッチングする転職サービス「Findy」で使用しているスキル偏差値を、v2にアップデートしたことを4月4日に発表した。
スキル偏差値は、GitHub内ユーザーの公開リポジトリを「Findy」が独自に解析し、スコアリングしたもので、コードをどれくらい書いているか、他のプロジェクトへどれだけ貢献しているか、他者からのコードの支持や、アカウント影響力を中心に解析している。
今回のアップデートは、スキル偏差値が開発スタイルの多様化に対応できない点があったことから行われた。
あわせて、これまで「Findy」「Findy Freelance」に登録された約70000名のエンジニアデータを分析することで、過去の自分と比較してスキルの成長を可視化し、より精度の高いスコアを算出することが可能になっている。
さらに、スキル偏差値のv2へのアップデートを機に、「Findy」ユーザーの「都道府県別スキル偏差値の最高スコアBEST5」「年代別最高スキル偏差値」「スキル偏差値別いいね受け取り数」「スキル偏差値90以上の正体」を、特設ページ(閲覧には「Findy」へのユーザー登録が必要)にて公開した。
「都道府県別スキル偏差値の最高スコアBEST5」によると、東京・神奈川ではテック企業・エンジニア人口ともに多いためスキル偏差値が高く、それ以降では都道府県の人口多寡と関係なく、スキル偏差値の高い人が全国に存在することが明らかになっており、その理由の1つとしては、フルリモート勤務で地方から働くエンジニアが多いことが考えられる。
「スキル偏差値別いいね受け取り数」は、スキル偏差値が高くなるほど増えており、スキル偏差値が市場からの注目度を示す参考例となることがわかる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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