米Microsoftは、統合開発環境Visual Studio 2022の最新版となる「Visual Studio 2022 17.2」の一般提供を、5月10日(現地時間)に開始した。
「Visual Studio 2022 17.2」では、ターゲットシンボルを実装する元のソースファイルへの移動を可能にするソースリンク機能の追加や、C# 11で追加された言語機能である生文字列リテラルへの対応、コレクションのデバッグ、Razorエディタへのリージョン折りたたみ機能などの追加が行われている。
さらに、実行中のアプリをデザインサーフェスにでき、ソースとWebサーフェス間でコードを同期して編集している要素のコードファイルに直接移動が可能になるWeb Live Previewの追加、接続済みサービスの機能拡張による一部のAzureサービスでのコンテナ使用への対応、CMakeにおけるC++ 20モジュールのサポート、ラインステージングのサポートなどが行われた。
なお、「Visual Studio 2022 17.2」はVisual Studio 2022における2番目の長期サービスチャネル(LTSC)であり、2024年1月9日までの18か月間サポートされる。
あわせて、最新プレビュー版となる「Visual Studio 2022 17.3 Preview 1」も公開されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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