米Microsoftは、スケーラブルで安全なWebサイトの、ローコードでの構築を可能にするソリューション「Microsoft Power Pages」を、5月24日(現地時間)に発表した。
Microsoft Power Pagesは、ローコードであるとともに、従来のPower Appsポータルと比較して機能が大幅に強化され、あらゆる規模の組織において、機能と拡張性を併せ持ち、高度なカスタマイズにも対応するWebサイトを、安全に構築できるようになっている。
おもな機能としては、モダンなビジネスWebサイトのデザイン、スタイル設定、構成、公開を容易にするデザインスタジオ、デモデータを備えたフル機能のWebサイトが用意され、スケジューリング、登録、申請の送信などを直ちに始められるテンプレートハブ、ガイド、チュートリアル、クイックビデオを使用して、Webサイトの構築、ビジネスデータのモデル化と視覚化、コードコンポーネントの操作、サイトの設定方法などを学べる学習ハブなどを搭載する。
実行は、Microsoft Azure上で行われており、ローコードデータプラットフォームであるMicrosoft Dataverseと接続して、高度な暗号化、ロールベースアクセス制御(RBAC)、Microsoft Azure Front Doorやその他のWebアプリケーションファイアウォールのサポートといった、重要なセキュリティ機能の利用も可能になっている。
さらに、Visual Studio Codeを使用して、JavaScript、Liquidテンプレート、コードコンポーネント、Web APIによる高度な機能のコーディングもできる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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