野村證券は、サービス拡大によるFAQ数の増加に伴い、「FAQの回答精度の向上」および「運用工数の削減」を目的としたAIチャットボットの導入を検討し、AIチャットボットを提供している。Allganizeを含むベンダー4社について、以下3点の比較検証を実施した。
- AI性能
- 運用に関する効率
- 運用コスト
検証の結果、AIによるFAQの回答精度が高く、初期運用の負荷が低い、さらには費用に関してもコストパフォーマンスの高いAllganizeの「Alli」が選ばれた。野村證券では「Alli」の導入により、FAQの回答精度が向上したことで、運用体制が3名からほぼ1名体制へと変化した。
「Alli」は、事前にトレーニングされたAIを搭載しており、ユーザーの自由入力による各種質問、お問い合わせに自動応答する。また、Alli独自の機能である「機械読解AI」を活用することで、FAQ化されていないドキュメントからAIにより回答の自動抽出を行うことが可能。AIチャットボットは月額10万円より利用できる。