米GitHubは、組織がCodespacesを効率的に管理し、自信を持って拡張できるようにする追加機能を、6月22日(現地時間)にリリースしている。
今回、追加された機能によって、非アクティブなCodespacesが30日間(デフォルトの設定)使用されなかった場合、自動的に削除されるようになった。
自動削除までの期間は最大で30日間までの範囲で設定が可能で、Codespacesが24時間以内に削除されるタイミングで電子メールによる通知が行われる。引き続きCodespacesを保持したい場合は、Codespacesに再接続するだけでCodespaces削除までのカウントがリセットされる。また、新たにCodespacesを作成する際に、有効期限の設定画面を表示できる。
あわせて、組織の管理者が組織レベルの保持制約を設定して、組織が所有するCodespacesの個々の保持設定を上書きする、最大保持期間の定義が可能になり、個々のチームに通知することなく、古いCodespacesをクリーンアップできるようになった。
そのほか、組織レベルのREST APIおよびCLIコマンドのサポートがパブリックベータ版となり、管理者が組織所有のCodespacesを大規模にプログラムで管理することが可能となっている。
なお、Codespacesの保持期限については、GitHub Free、Team、Enterprise Cloudプランに適用される。また、組織レベルのREST APIはTeam、Enterprise Cloudプランでパブリックベータ版として公開されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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