レバテックは、同社が運営するITエンジニア・クリエイター専門エージェント「レバテックキャリア」が、中途採用担当者を対象に実施した、ITエンジニアの2021年1月から12月までの採用動向調査の結果を、8月1日に発表した。今回は、前編としてITエンジニアの採用動向について紹介する。同調査は、5月24日~27日の期間に行われ、300名から有効回答を得ている。
調査対象者に、例年と比較して採用人数に変動があったかを尋ねたところ、採用を「減らした」とする企業が15.0%を占めた。
未経験者採用を行っている企業は半数超に達しており、業態別でみると既卒・第2新卒採用をしている業態では「SIer」と「SES・派遣」(どちらも60.9%)がもっとも多い。未経験者採用を行っていない企業の業態別では「自社開発企業」(39.7%)が最多となり、「受託開発企業」(32.8%)がそれに続いた。
2021年1月から12月までに求人募集したポジションとしては、「メンバークラス(若手経験者)」(75.3%)が最多となり、以下「ミドルクラス(中堅層)」(70.0%)が続いている。「ジュニアクラス(未経験層)」を採用している企業は52.7%で、「ハイクラス(シニア層)」(29.3%)と「部長、経営者層」(7.7%)を合わせた割合は36%を占めた。
例年と比較して、ITエンジニアの採用基準に変動があった企業は25.7%で、「高くなった」が17.7%だった一方、「低くなった」(7.0%)という回答もみられる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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