米Microsoftは、統合プログラミング環境「Visual Studio 17.3」に含まれるプログラミング言語「C# 11」の最新プレビュー版の新機能、および「Visual Studio 17.2」の4月更新プログラムと、「Visual Studio 17.1」の2月更新プログラムでカバーされなかった機能について、公式ブログにおける8月22日(現地時間)付の投稿で解説している。
「C# 11」の最新プレビュー版では、オブジェクトの初期化が改善され、可変メンバと不変メンバに適用する規則に関係なく、型のコンストラクタとオブジェクト初期化子のサポートが容易になった。
また、ジェネリック型数値演算のサポートが追加されたことで、C#と.NETを統計、機械学習、その他の数学を多用するアプリケーションに、簡単に使用できるようになっている。おもな機能としては、インターフェースの静的抽象メンバと静的仮想メンバへの対応、右シフト要件の緩和などをサポートする。
さらに、メソッドパラメータにてnameof演算子の使用が可能になり、メソッドの属性宣言でnameof演算子が使用できるようになったため、生産性が向上した。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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