米Microsoftは、NoSQLデータベースサービスである「Azure Cosmos DB」の新機能「統合キャッシュ」の一般提供を8月31日(現地時間)に開始した。
「Azure Cosmos DB」の統合キャッシュは、データとクエリの両方を対象としたリードスルー、ライトスルーのインメモリキャッシュだ。キャッシュするデータはLRU(Least Recently Used)アルゴリズムに従って、使用してから最も長い時間が経過したものから削除していく仕組みとなっている。
Azure Cosmos DBで統合キャッシュを使用するには、専用ゲートウェイを使用する。専用ゲートウェイは統合キャッシュを持つほかに、Azure Cosmos DBへの接続要求をルーティングする役目も果たす。
Microsoftは統合キャッシュが効果を発揮する場面として、データにあまり変更が加わらない状況で、読み取りに大きな負荷がかかっている場合や、短い時間の間に同じデータを何度も読み取る場合などを挙げている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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