Rustのバイト文字列ライブラリであるbstrの開発チームは、重要なマイルストーンリリースとなる「bstr 1.0.0」を、9月7日(現地時間)に公開した。
bstrは、&[u8]とVec<u8>をバイト文字列として使えるようにするライブラリで、完全または部分的に有効なUTF-8でも使用可能な点が、標準ライブラリにおけるStringおよびstr型とは異なっている。
今回リリースされた「bstr 1.0.0」では、Bytes::as_sliceからBytes::as_bytesへの名称変更、ByteVec::into_os_stringがResult<OsString, Vec<u8>>の代わりにResult<OsString, FromUtf8Error>を返すようになる、ByteVec::into_path_bufがResult<PathBuf, Vec<u8>>の代わりにResult<PathBuf, FromUtf8Error>を返すようになるなど、バージョン0.2から数多くの重大な変更が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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