Linuxディストリビューション「Fedora Linux」を開発するFedora Projectは、最新ディストリビューションとなる「Fedora Linux 37」のベータ版を9月13日(現地時間)に公開した。
今回公開したベータ版では、GNOME 43のベータ版を収録した。Fedora ProjectはGNOME 43の正式版が数週間以内に登場すると予期しており、年内に登場予定のFedora Linux 37の正式版では、GNOME 43も正式版となると考えられる。
ほかには、Raspberry Pi 4に正式に対応した。これはGPUアクセラレーションにも対応するとのことだ。そして、ARMv7アーキテクチャへの対応を止めた。
また、Fedora Linux 39に向けた変更点をまとめたポリシーである「TEST-FEDORA39」を導入した。これにより、SHA-1アルゴリズムへの対応が終了となった。ほかにもPython 3.11やPerl 5.36、Golang 1.19などオープンソースのプログラミング言語のバージョンが新しくなった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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