米HashiCorpは、開発環境などに適した仮想マシンを一貫したワークフローで構築できるVagrantの最新バージョンとなる「Vagrant 2.3」を、9月19日(現地時間)にリリースした。
「Vagrant 2.3」は、バージョン3.0への移行に向けた最初のマイナーリリースであり、従来のRubyによる実装からGo言語による実装に転換した最初のメジャーリリースとなる。パッケージには、従来のRubyベースのVagrantランタイムとともに、Go言語で記述された最新のVagrantランタイムであるvagrant-goが含まれている。
Vagrant Goの実装には、新しいプラグインSDKも含まれており、同SDKにはすべてのVagrantプラグインタイプのGoベースによるAPIと、Vagrantプラグインを構築するためのヘルパーユーティリティが用意される。
なお、現時点ではVagrant Goの実装はアルファ版であり、一般的なワークフローや開発においてVagrant Goを使用することは推奨されていない。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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