米Amazon Web Servicesは、同社が提供する仮想デスクトップサービス「Amazon Workspaces」で、Ubuntu Linuxのサービスを提供すると9月29日(現地時間)に明らかにした。
従来、Amazon Workspacesで提供していたデスクトップOSは、WindowsとAmazon Linuxの2種類だったが、数多くの開発者がUbuntu Linuxで動作するスクリプトやツール、ライブラリを揃えて、仕事を効率よく進めているなど、開発者の間で人気が高いUbuntu Linuxに新たに対応した。
今回提供を始めるサービスにはUbuntu Linuxのバージョン22.04 LTSを使用する。Amazon Web Servicesが提供するコマンドラインツールや各種SDKもインストールした状態でユーザーに提供する。プロセッサは1vCPUから8vCPUまで選択でき、メモリは2GBから32GBの範囲で選べる。
Amazon WorkspacesのUbuntu Linuxサービスは、Amazon Workspacesを提供している全世界のリージョンで利用可能(ただし、中国リージョンは除く)。利用料金は仮想デスクトップ1環境当たり、月間23ドル、あるいは1時間当たり0.19ドルからとなっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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