米国立標準技術研究所(NIST)は、Apache Commons Textのバージョン1.5~1.9に、任意のコード実行やリモートサーバとの接続を引き起こす可能性のある脆弱性CVE-2022-42889を、10月13日(現地時間)に発表した。
CVE-2022-42889は、Apache Commons Textにおいて変数補間を実行するorg.apache.commons.text.lookup.StringLookupのインスタンスで、特定バージョンにおいて、デフォルトのLookupインスタンスのセットに含まれていたインターポレータによって引き起こされる。
信頼できない構成値が使用されていた場合、リモートコード実行、またはリモートサーバとの意図しない接続が行われる可能性があるため、NISTでは問題のあるインターポレータがデフォルトで無効になっている「Apache Commons Text 1.10.0」へのアップグレードを推奨している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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