米Microsoftは、Windows向け統合開発環境の最新バージョンとなる、「Visual Studio 2022 17.4」の一般提供を11月8日(現地時間)に開始した。
「Visual Studio 2022 17.4」では、Arm64に対応した。Arm64プロセッサで動作するWindowsに向けたアプリケーションの開発やデバッグが可能になった。.NETのデスクトップアプリケーション、.NETのWebアプリケーション、C++を使用したデスクトップアプリケーション、Universal Windows Platform(UWP)アプリケーション、Visual Studioの機能拡張、C++を使用したゲーム、JavaScriptプログラムのそれぞれでArm64に対応する。そして、同日にMicrosoftが公開した.NET 7にも対応した。
Visual Studioのアップデートを元に戻す「ロールバック」機能も加わった。Microsoftはアップデートプログラムの互換性確保に力を注いでるとしているが、それでもユーザーからはアップデート前の状態に戻したいという要望が絶えなかったという。そこで、アップデートをインストールした後から、そのアップデートをなかったことにするロールバック機能を搭載した。その他、多数の機能追加、改良が加わっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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