米Googleは、クロスプラットフォームのUIツールキット「Flutter」の開発者向けイベント「Flutter Forward」を2023年1月25日にケニアのナイロビで開催すると11月16日(現地時間)に発表した。
Googleは2022年5月の「Google I/O 2022」で公開した「Flutter 3」で、2018年のイベント「Flutter Live」で掲げた目標を達成したとしている。モバイルからデスクトップ、Web、組み込みで利用できるオープンソースのUIツールキットを提供するという目標だ。Flutter 3では、macOSとLinuxで動作するアプリケーションのユーザーインタフェース作成に対応した。これでFlutterはAndroid、iOS、Windows、macOS、Linuxの主要OSに加えてWebでアプリケーションのユーザーインタフェース作成に使えるようになった。
Flutter Forwardでは、今後数年でFlutterがどのような方向に進歩するのかを示すとしている。基調講演のほか、技術セッション、そして世界中の技術者から質問を募って回答していく「#AskFlutter live」というイベントを企画している。
前述の通り、Flutter Liveの会場はケニアの首都であるナイロビとなるが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐために、現地に参加者を集めることはせず、すべてオンラインで開催する。ただし、世界中の300以上の都市で、その地域の開発者が集まることができる「ウォッチ・パーティー」を開催するとしている。
Flutter Liveには事前登録なしでも参加できるが、事前登録した開発者には、ウォッチ・パーティーの開催都市などの情報をイベント前に提供するとしている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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